千葉県がまとめた2016年4月1日時点の待機児童数は1,460人でした。ピークだった前年から186人減少したものの、2年連続ゼロだった千葉市が11人と3年ぶりに待機児童が発生したほか、最も多い市川市で514人と141人増えました。国の緊急対策の対象となる「待機児童が50人以上」の自治体は8市と前年から2市増えました。

 船橋市は203人と市川市に次ぐ規模となりましたが、保育所などの受け皿整備や保育士の確保により、前年の625人からは大きく減らしました。一方、流山市が146人で97人増、木更津市は92人で27人増加しました。浦安市も50人増え79人となりました。

 年齢別では1歳児が882人と全体の6割を占めました。県によると母親の育児休暇が明けるタイミングと重なることが要因とみられます。2歳児が296人、0歳児が133人と続き、0~2歳で全体の約9割を占めました。

 このほか習志野市、八千代市、富里市で50人を超えましたが、市原市、成田市などで50人を切ったため、県内で待機児童50人以上の自治体は8市となりました。県によると「保育所の創設などで定員数は前年より増えたが、人口流入が続く県北西部では受け皿が追い付かなかった」と分析しています。